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今日の一本 映画「男たちの大和」 [蕎麦研のシアタールーム]

4/7は戦艦大和の沈んだ日です。少し遅くなってしまいましたが、改めて観てみました。

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この季節になると鎮魂の意味で必ずこの映画を見ます。僕としては映画の出演者というところでは?ですが、少なくともこの映画を見て戦争の悲しさを知るきっかけになりました。恥ずかしながら戦争を全くと言っていいほど知りませんでした。

映画の主人公の内田 守さんは実在のモデルで、実際には「内田 貢」さんで、亡くなった後、大和の沈没地点に娘さんの内田 牧子さんがヘリで散骨をしたそうです。かなり実際と近い話にぐっときました。

監督の 佐藤 純彌 監督 「戦争を知るきっかけにしてほしい」と言っていました。僕は術中にはまった感じです。この映画をきっかけに大和にまつわる本を読みあさり、呉の大和ミュージアムに3回赴き、プラモデルまで作ってしまいました。以下は戦艦大和のプラモデルです。部屋に飾っています。(DVDのパッケージと同じようなアングルで)

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海軍の象徴と良く書かれていますが、日本人の象徴という感じがします。ハードは立派だが、使いこなすソフト力が無い、不器用さというところです。

大和型戦艦のコンセプトの一つ「量」ではなく「質」というところ。今は量ではなく質の時代なのだと思います。どうやって巨大な高品質の戦艦を短期間で作ったかは大いに興味があります。モノづくりのヒントが隠されているのかと思っています。「温故知新」という言葉が本当にあてはまるネタだと思います。

ちょっとマニアックですが、 戦艦大和の設計者の松本 喜太郎他の「戦艦大和開発物語」は大和の設計思想や昔の技術者の苦労や喜びが伝わってくる本です。

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映画の中で臼淵さん役の長嶋 一成さんのセリフ 何度聞いても泣けます。(映画のセリフ忘れてしまったので、戦艦大和ノ最後から引用しちゃいます。)

「進歩のない者は決して勝たない 負けて目覚める事が最上の道だ 日本は進歩という事を軽んじ過ぎた
 私的な潔癖や徳義に拘って、本当の進歩を忘れてきた 敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか今目覚めずして救われるか 俺達はその先導になるのだ。 日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃあないか」

臼淵さん 享年21だそうです。僕が21才の頃は何していたかな?
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