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「近代日本を元気にした足跡がここにある」・・・ 万田抗 [雑記]

熊本の荒尾にある 万田(まんだ)抗に行ってきました。

三池炭鉱の史跡です。

ガイドの方が丁寧に教えてくれます。おかげで良くわかりました。m(_ _)m
世界遺産を目指しているようで、理解してもらう努力をする事はとても大切だと思いました。
説明が入ると見方が全然変わります。

第二竪抗櫓 よく写真で見るやつ。「夏草や 兵どもが 夢のあと」ってか。
077.JPG

錆錆のイメージでしたが塗装をしたようで、きれいな姿です。
この櫓、炭鉱マンの昇降の為のエレベーターだそうです。櫓の高さ18.9m。
25人の定員のケージを抗口から抗底までの約264mを1分で昇降していたものだそうです。
それって結構早いんじゃない?

良い絵があったので抜粋しました。断面こんな感じです。
http://www.city.arao.lg.jp/mandako/one_html3/pub/default.aspx?c_id=82
万田抗断面.jpg

当時の設備の全体模型。
098.JPG

昔はここが日本のエネルギーの源だったんですね。
万田抗ステーションには当時の写真なども展示してあって、過酷な労働をされていたのがわかります。危険と隣り合わせです。エネルギーを生み出すというのはたやすいことではないんですね。エネルギーは大事に使わないとね。

石炭こんな感じ。黒いダイヤ。
101.JPG

見学の時間は 1時間半くらい。なかなか面白いところです。




住所:熊本県荒尾市原万田200番地2
電話:0968-57-9155
開抗時間:AM 9:30~PM5:00
休抗日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)12/29~1/3
入抗料(個人)
大人=400円
高校生=300円
小中学生=200円
乳幼児=無料


今回も読んでいただきありがとうございました。
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コメント 4

さる1号

エレベーター、錆錆のほうが横の色あせた赤レンガの建物とつりあって良い雰囲気だったような気がします。
これに乗って暗闇を260m降りるのは怖そうですね。
by さる1号 (2011-05-11 07:50) 

春分

北海道をバイクで走っていて、迷い込んだ細道の先に廃炭鉱がありました。
こんな鉄塔があり、道にはこぼれた石炭が落ちていました。
遺構というのはいろんなことを思わせますね。
by 春分 (2011-05-11 21:08) 

t244h

九州って意外と廃墟とか廃工場とか多いですよね。
戦時中の施設も探せば結構ありますよ。
by t244h (2011-05-12 23:24) 

たー

さる1号さん
いつもありがとうございます。
確かに本来は錆錆の方が史跡としての趣がありますね。
穴に入る時は暗闇にのまれる感じでしょう。
エレベーターの制御は完全な人間のマニュアル操作だそうです。

春分さん
いつもありがとうございます。確かに色々思わせてくれます。
このような跡は 廃墟の寂しさと 昔の人の息吹が聞こえてくるような感じがして不思議な感じになります。

t244hさん
いつもありがとうございます。
九州の廃墟をさがしてみます。
意外と楽しいですね。
by たー (2011-05-14 00:25) 

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