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伸しの均一さについて [延しの検討]

(このブログ初めて早いもので半年経ちました。3日坊主で終わると思っていましたが、意外と続けています。)

均一に伸すためにはどうすれば良いか、悩みのネタ。

光にかざすと、厚い部分は暗く見えて、薄い部分は明るく見えるや、延し棒に巻き取って厚みを見るや、手で触って凸凹をみるなどがありますが、光にかざしてみて厚みをみて厚い部分を伸すやり方やってみました。

延し棒にひっかけてかざすのですが、生地が切れてしまいました。おまけに伸し時間が17minかかってしまい、外周が乾燥してしまいました。

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のし後の写真。最近四角にする事を意識していて、逆にあまり四角に仕上げられなくなってきました。(ToT)

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あまり現実的ではないです。巻き取ると確かに厚みはわかるのですが、巻き取りを戻すとどこが均一でないのかが分からなくなってしまいます。

手で触って厚みの感触を確かめるのが最も妥当なやり方のような気がします。伸した時の生地の面積をきめておけば平均の厚みが分かるので、後は手の感触で厚みを感じる方法。

蕎麦職人ってすごい。!!!

で、以下本日の完成後

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四角く伸すべし。 [延しの検討]

四角く伸すのは難しいです。丸い蕎麦玉を丸くひらべったくして、そのあと四角くするのですから。

今のところ僕が認識している四角にする理由は、蕎麦の長さを均一にする、生地の無駄をなくす。この2点です。

ここ半年蕎麦をだいぶ打ちましたが、たまに四角くなることはあっても、なかなか思うようにいきません。

四つだし、肉分けの工程が上手くいっていないのでしょう。写真で記録に残してたまにはUPして、検討を繰り返す事とします。

まずは丸出し後の写真。そこそこ丸になっています。

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四つだし後の写真。今日は比較的上手くいったほうです。

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本延し後の写真。僕の場合右下が少々長くなるようないびつな形になるケースが多いようです。
以前購入した短い延し棒も駆使しました。肉分けの際に上手く使いこなせればきっと重宝する道具なのだと思います。延し棒の使い方含めて、肉分けをもう少し研究したほうがよさそうです。

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今日はかなり四角に伸すこと意識しすぎて、延しのタイムアタック15min23secでした。外周にひび割れも発生してます。 理屈ではないのかなー。難しい!!!

で、出来上がり。切る際の姿勢を意識するようになってから、だいぶましにはなってきたと思いますが、まだまだ太さ揃っていませんな。

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で、拡大。

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味は甘みのある美味しい蕎麦でした。粉は申し分ありません。

次回も精進。
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肉分けの検討① [延しの検討]

生地を四角にすることにこだわってみようと思います。

肉分けの工程をもう少し追及してみようと思います。
僕の認識では元々肉分けは、本延しの前に生地を平らにしておくことです。

以下も参考にさせてもらいました。

http://homepage3.nifty.com/kumatako/fr-kaisetu-nosi.html

記載の中に生地の中央にマーキングするところがあります。大枠は上辺伸し⇒マーキング⇒下辺伸し⇒中央の伸しになっています。なぜ中央を最後に伸すのかなんとなくわかる気もしますが、まずは僕が検討した延しで実施してみようと思います。以下です。誤りはあるでしょうが、試行錯誤で徐々に修正していきます。

肉分検討①.jpg

当面はまずこれ意識して打ってみようと思います。
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肉分けの検討②(途中経過) [延しの検討]

現在 肉分けの検討をしています。

元々延しのプロセスは以下です。
丸出し(生地を丸くする工程四つだしができる厚さにし、かつ蕎麦生地を丸く形成する。)⇒四つだし(四角のベースを作る工程)⇒肉分け(生地の厚みを均一にする)⇒本延し(好みの厚さに均一に延す)

肉分けは蕎麦生地の本延しの前に実施する工程で、生地を均一の厚さにします。四つだしの工程の際にどうしても生地に段差がに生じるので、生地を四角く均一にする必要があります。

本やネットで肉分けのやり方が載っていますが、どれもまちまちで、やり方がどうもよくわかりません。

自分で模索するしかないかと。ということで、以前とりあえず決めたコンセプトを元に、数回試行錯誤で打ってみました。以下は以前のコンセプト。合っているか間違えているかは?です。方向性だけ決めるために設定したものです。

肉分検討①.jpg

これをもとに打ったときの四つだし後と本延し後(肉分けの後だと余り変わりばえがしなかったので、本延し後の写真を伸せます。)です。

四つだし後。
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本延し後。かなりいびつです。何度か打ちましたが、どれもこんな感じです。以前打ったときの写真も結構同様な写真が見受けられます。僕の場合、手前に引いて延す方がやりやすいようです。本延しも考える必要があります。

004.JPG

当初設定したもので間違えを記載しました。

肉分コンセプト②.jpg


で、コンセプト再度検討し直しです。以下としました。

肉分コンセプト③.jpg

これで打ってみたところ以下になりました。

四つだし後。
002.JPG

本延し後。まだまだですが、多少はましにはなったかと思います。

003.JPG

内側に生地の厚い部分を集中させる伸し方は試行錯誤で試しています。

もうしばらく蕎麦生地との格闘です。

以前たたみの検討で、僕の場合は蕎麦の麺の長さは横幅で決める話をしました。実はこの工程は長さを決める重要な工程です。僕の理想は縦3つ折り、横2つ折りで12枚の生地ですが、蕎麦の打つ量が少ないこともあって、横方向に生地を延せなくて、縦4つ折り、横2つ折りで6枚の生地で打っています。今日あえて横幅を狭くなるように打ってみて、2つ折りにした時の生地の長さと包丁の刃渡りがだいたい同じ長さになるようにしてみました。

005.JPG

で、今回の出来上がりです。

006.JPG

拡大。
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今日は延しの形に気をとられて、蕎麦の厚さが普段にも増して不均一になってしまいました。

もうしばらく肉分けの検討です。



本日も読んでいただきありがとうございました。
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肉分けの検討③ [延しの検討]

如何に生地を四角に延すかをテーマに試行錯誤しています。

四つだし後に四角の各辺の肉厚の部分を内側に入れてみたらどうかというところを模索しています。

四つだし後の写真。いびつになってしまった。この時点でOUTですな。

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本延し後の写真。ましにはなってきましたがまだまだというのと、最近左右の生地のギザギザが目立つようになりました。ちょっとした拍子に生地が切れたりもします。
延しの時間は13min08secなので、時間がかかって乾燥してしまっている影響もあると思います。

002.JPG

丸出し+四つだし+肉分けで約5minかかっていますので、本延しで8minです。
本延しは以前のやり方とほとんど変えていませんので、肉分けの時間がかかるようになったのでしょう。

時間の短縮の工夫も必要ですね。

で今回の完成。有明の海苔を散らしてみました。美味しくできました。

007.JPG

ではまた。

今日も読んでいただきありがとうございました。
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生地の厚み [延しの検討]

久しぶりに蕎麦を打ちます。

蕎麦粉は福島産蕎麦です。

前回、水の量は80ccをベースにしたほうが良いかも(粉屋さんのHPに書いてあった)ということで、80ccベースです。

四つだし後
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延し後
肉分け試行錯誤していますが、まだまだ生地の事が分かっていません。
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延しのときに生地の厚みをしっかり把握していこうと思います。
ということで、近くのホームセンターで厚みの違う金属の板を購入してきました。
左から0.6mm、0.9mm、1.0mm、1.2mmです。
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この板を生地の横に持ってきて段差から厚い、薄いを判断します。延し後の写真はいつも延すより小さい生地です。今回は厚みは1.0mmにしているためです。でも実際に生地の厚みは均一ではないので、判断するのが難しいです。実際に蕎麦打ち道具でこんな感じで厚みを確認できるような板が通販で売っています。

今まで打っていた蕎麦生地って、かなり薄いものだったと気がつきました。

もう少し厚みを把握できる方法を考えたいです。

今日の出来上がりです。
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拡大
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太さは実はこのくらいがちょうどよいのでは?と思いました。ただ、今日は水の量が少なかったようで、かなりぶつ切りの蕎麦になってしましました。味はいまいちでした。
(ToT)

次回は水の量は90ccベースにします。

ではまた。


今日も読んでいただきありがとうございました。
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厚めに延したらどうだろう? [延しの検討]

今日も岩手産蕎麦粉で試します。

僕の打つ蕎麦は太くて薄い蕎麦です。(形はきしめんみたいな感じ)ぶつ切りになってしまう要因は薄すぎることが挙げられます。少し厚めにしてみたら切れにくくなるのかと思っているのと、薄く延す事=美味い蕎麦というところには必ずしもつながっていかないような気がして、厚めにのして、細く切って断面が正方形になる方向性を模索します。やはりそうなると、延しの工程が重要になります。今日は単純に延しの工程を少なめにしてみました。

全然切りがあまくて、太さが揃っていませんが、生舟に入れるときに余分な打ち粉をはらうのですが、その時に切れることがありません。一応しっかりした蕎麦にはなりそうです。当たり前ですけど。

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で、出来上がり。
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今日はつながっています。つるつる感はないですが、久しぶりにまともに打てた感じです。

太い蕎麦というよりも太さに均一性がないというのが正解です。

やはり課題は延しです。四つだしです。

この粉は難しいですが、練習するには十分です。

日々精進。


今日も読んでいただきありがとうございました。
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本延し後の生地の大きさ [延しの検討]

蕎麦の厚みを検討してみようと思います。

蕎麦の厚みは本延しで決まります。以前生地の厚みを確認するように、数種類の厚みの板を準備して生地の厚みを感覚で比較して厚みを認識しようと思いましたが、これがなかなか難しい。

厚みの均一さを測る方法は考えるとして、粉の全量に対して本延し後の面積を都度測れば厚みの平均のおおよそがつかめるかと思いました。実際のところ、厚みの実測値は問題ではなく、「美味い」と感じる厚みで、その厚みが何時打っても変わらない事が重要だと思います。
本延し後の面積がどのくらいが僕の好みに良いのかを探す為に、縦の長さと横の長さを控えていくことにしました。

今回の四つだし後の写真は以下。四つだし後は36cm×36cm。真四角ではないのでおおよそです。
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今回の本延し後の写真。37cm×47cm (相変わらず四角になりません。今でも試行錯誤です。)
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で、僕が良く拝見させていただいている「蕎麦打ちの科学」から、延しの大きさと今回の僕の蕎麦の面積から、ごく一般的な話として、僕の生地は延しすぎか不足しているかの目安を知るためにグラフ化してみました。
http://homepage3.nifty.com/kumatako/index.html

赤が「蕎麦打ちの科学」に記載されている理想的な重量と面積の関係、茶色が今回の僕の面積です。
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やや延しすぎかと。少し前まではもっと延していたので、僕は少し延しすぎなんでしょう。(僕の場合、打つ量が少ないので何とも言えないところもありますが。。。)

で、出来上がりです。(まだ 岩手産の粉使ってます。)
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厚みに関してはそれほど悪いわけではないので、ちょうどよいのかも。もう少し色々大きさを変えて好みの厚みを模索してみようかと思います。



今日も読んでいただきありがとうございました。
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本延し後の生地の大きさ2 [延しの検討]

本延し後の面積で蕎麦の厚みを調整しようとしています。

前回に引き続き、本延し後の大きさを残していこうと思います。

実際には故意に 「**cm」にしよう と思ってもその大きさにするのは至難の業です。長さが分かる定規のようなものがのし板に書いてあると分かりやすいのかも。次回はマジックか何かで書いてみようと思います。

で今日の面積は47cm×40cm=1880cm2 前回が1739cm2

食べた感じでは前回との差がよくわかりません。今日の出来上がりです。こうやってみるとまだ厚い。もう少し延しても良いかも。
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太さも揃っていませんね。たたみを少し変えて四つ折りで切っていますがそれでも均一の太さにするのは難しい。



今日も読んでいただきありがとうございました。
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常陸秋蕎麦 再び [延しの検討]

今回から 柿沼製粉さん 常陸秋そばを試します。
前回使って虜になりました。
http://www.kakinumaseihun.com/syouhin_sobako.html

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今回は
①石臼挽きせいろそば粉(前回も使用)
②石臼挽き田舎そば粉(今回初)
③丸抜き(玄蕎麦の殻を除いただけの実。現在石臼の勉強中!!)

まずは①を試します。
粉の粒子が細かいようで、手のひらにくっつきやすいです。
30メッシュの篩でふるっても、目がふさがってしまいます。長時間ふるっていていると、そのうち全量スルーします。
粉の粒子が大きいというわけでは有りません。空気中の水分を吸って粉同士がくっついてしまうのでしょうか?前回の常陸秋蕎麦と同じような感じです。山形蕎麦の最上早生もそうだったのですが、最近僕の中では良い蕎麦粉の目安になってます。

前回もそうでしたが水回しに時間が掛かります。

本延しの大きさは39cm×47cm 前回常陸秋蕎麦試した時はかなり大きかったです。少なくとも縦の長さは60cmくらいはありました。前回は延しすぎでした。前回投稿した、のし台に長さを入れたのは意外と便利です。丸出しの直径も分かったりするので。

で、出来上がり。バリウマです。(九州弁でかなり美味いという意味。)当たり前ですが、粉って重要です。
もう少し薄く延しても良いかも。太さがそろっていません。まだまだです。

DSCF0535.JPG
DSCF0536.JPG

ちょっとは研究加速できるかな?


今回も読んでいただきありがとうございました。
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